オークラサービスは、物流システムの総合メーカー・オークラ輸送機の製造部工事課サービス係をベースとして1971年に設立、おかげさまで2021年4月に設立50周年を迎えることができました。設立以来、オークラブランドの製品を安心してご利用いただくための据付工事、末永くご愛顧いただくためのメンテナンスを専門に手がける技術サービス会社として、半世紀の歩みを重ねてきました。
当社は、物流システムの安定稼働を通じて、お客様の生産活動、経済活動に貢献することを願い、ひたすら質の高いサービスを追求して参りました。他社に先駆けてサービス拠点を全国に展開し、短時間でお客様のもとへ駆けつけられる体制作りをめざしたのはそのひとつです。また、「企業の究極の差別化は、人材のレベル差により達成される」との考えから同業他社には例のない社内大学を1999年に、施工技術研究開発室を2018年に設置。以降、エンジニアの能力開発に加えloTを活用した設備診断・予知保全技術の開発に取り組んでいます。なお、海外においては中国とASEAN諸国に進出するお客様にサービスを提供するためシンガポールに加え中国・タイへ進出。国内においては「ロボットパレタイザ」を専門にご提供する「オークラロボットサプライカンパニー」を設立するなど、常にお客様視点で事業拡大に挑戦し、2020年3月にはグループ初となるM&Aも実現いたしました。
さらに品質管理としては「ISO9001」の認証を取得。安全管理としては、オークラ独自の「オークラ安全衛生管理システム（OHSM）」を運用しています。また、地域にお住まいの方や従業員が安心して暮らせるよう「保険」「食」「介護」をサポートする「ライフケア事業」をスタートし、2022年4月には「あるこ保育園」を開園し、新たに「保育」のサポートを開始するなど、既存の枠にしばられない新たなサービスの開拓にも挑んでいます。
こうした取り組みが実り、私たちオークラサービスは全国のお客様から多大なる信頼と評価をいただけるようになりましたが、私たちは、決して現状に満足しているわけではありません。私たちがめざすのは、お客様に「もっと、ずっと、安心安全な未来」をお届けできる企業への進化。
産業構造が劇的に変化した今日、世の中の変化に対応し必要とされる企業だけが生き残ることを許されます。時代の変化に私たち自身も的確に変化（change）対応しながら、技術という目に見えない“商品”を創造（creative）し、その技術を通じてお客様に安心安全をお届けする。それがオークラサービスのめざす姿です。これからもあらゆる可能性に挑戦（challenge）し、お客様に愛される企業、社会・地域から必要とされ、貢献できる企業であり続けるためにたゆまぬ努力を続けてまいります。
